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- 1 プロセス計測制御機器の技術解説
- 1-1 発信器(検出器、変換器等)および検出指示等一体形計器
- 1-1-5 プロセス用分析計
1-1-5 プロセス用分析計
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1. はしがき
ここに分類されたプロセス用分析計は、主に、工業プロセスにオンラインで使用され、定置形で自動連続測定または自動間欠測定ができる分析計である。分析計の分類は、下記のように、まず、測定物の性状によりガス、液体、その他に分け、次にそれぞれを測定方式別に分けている。
1.5.1 ガス分析計
- 電気化学式分析計
- 光式分析計
- 電磁気式分析計
- クロマト装置
- 熱式分析計
- その他のガス分析計、関連機器
1.5.2 液体分析計
- 電気化学式分析計
- 光式分析計
- 電磁気式分析計
- クロマト装置
- 熱式分析計
- その他の液体分析計、関連機器
1.5.3 サンプリング装置
1.5.4 その他の分析計
ただし、複数の測定方式を採用した製品は、そのメーカの判断に従ってどちらか一方の測定方式に分類するか、もしくは(6)項に分類している。
なお、ここには手動操作形の汎用分析計やラボ用分析計は含まれていない。また、工業プロセスの周辺で使用される作業環境監視用、大気汚染監視用、水質汚濁監視用等の分析計は、その一部の記載にとどまり全ては網羅されていない。
サンプリング装置はコンポジットサンプラなど分析するための試料を自動的に採取する独立した装置である。
以下に、分析計の用途および測定方式について解説する。