SICE / NECA / JEMIMA 3団体による連携イベント報告〔計測展2024 OSAKA〕

JEMIMAでは計測・制御に関する学会(SICE: 計測自動制御学会)と工業会(NECA: 一般社団法人日本電気制御機器工業会)との連携に取り組んでいます。その中の活動の一環として、今年開催された「計測展2024 OSAKA」においてSICE / NECA / JEMIMA 3団体による特別講演として、「女性が計測・制御の扉を開くとき ~産学のダイバーシティ現状と課題、将来展望を探る~」と題してパネルディスカッションを行いました。

MCS2024_003.JPG

  • 開催日時: 2024年11月1日(金) 13:00~14:00
  • 開催場所: グランキューブ大阪 10階 1009会議室
  • 登壇者:
    • モデレーター 松山 科子 氏(東京エレクトロン)
    • パネリスト  大林 薫 氏(大阪大学博士課程3年)
    • パネリスト  武田 紗織 氏(オムロン)
    • パネリスト  大矢 純子 氏(東芝インフラシステムズ)
  • 要約:

主なテーマとして、「多様な働き方に向けた企業・組織の制度や仕組み」および「理工系人財(計測制御分野)の育成」について、議論を行いました。企業の制度や仕組みについては実際に現場で活用され成果があがっているものについて共有されました。理工系人財の育成については、大学より前の中高校生の段階で理工系に興味を持っていただくようなイベントなどを通じて理系女性の母数を増やしたり、そのようなイベントに両親にも参加いただき女子の理系阻む親の思い込みを払拭していく必要があることがわかりました。

 当日聴講いただいた約70名の方々からは「計測制御の業界の認知度が上がり、女性の活躍を望みます。その可能性を感じました」というようなご意見をいただき、計測・制御業界のダイバーシティ&インクルージョンに引き続き取り組んでいく重要性を再認識しました。

MCS2024_001.JPG MCS2024_002.JPG

ページトップへ