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【経済産業省】新型コロナウイルスに関する専門家会議の提言など
経済産業省から、政府における新型コロナウイルス関係の新しい情報が届きましたのでお知らせします。前回のお知らせと重複する部分を除いて、特に会員の皆様にご関心が高いと思われる資料を下に掲げます。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年3月19日)
政府の専門家会議による状況分析と提言です。「もし大多数の国民や事業者の皆様が、人と人との接触をできる限り絶つ努力、「3つの条件が同時に重なる場」を避けていただく努力を続けていただけない場合には、既に複数の国で報告されているように、感染に気づかない人たちによるクラスター(患者集団)が断続的に発生し、その大規模化や連鎖が生じえます。そして、ある日、オーバーシュート(爆発的患者急増)が起こりかねないと考えます。」という危機意識が示され、「市民と事業者の皆様へ」と題された部分には「(9)事業者の皆様へのお願い」として、以下のような項目が掲載されています。
以下の事項に留意して、多様な働き方で働く方も含めて、従業員の感染予防に努めてください。
- 労働者が発熱などの風邪症状が見られる際に、休みやすい環境の整備
- テレワークや時差通勤の活用推進
- お子さんの学校が学級閉鎖になった際に、保護者である労働者が休みやすいように配慮
- 感染拡大防止の観点から、イベント開催の必要性を改めて検討
- 別添「多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例」の2)クラスター(集団)感染発生リスクの高い状況の回避のための取組に準じて、従業員の集団感染の予防にも十分留意してください。
- 海外出張で帰国した場合には、2週間は職員の健康状態を確認し、体調に変化があった場合には、受診の目安を参考に適切な対応を取るよう職員への周知徹底をしてください。
今後の新型コロナウイルス対策を考える際の基本的な情報が盛られていますので、是非、ご一読下さい。
厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)令和2年3月19日時点版
厚生労働省がまとめた資料で、企業が新型コロナウイルス対策を実施する際に問題となる以下の点について、Q&Aの形で整理しています。
- 風邪の症状がある方、感染が疑われる方への対応
- 感染防止に向けた柔軟な働き方(テレワーク、時差通勤)
- 雇用調整助成金の特例措置
- 労働者を休ませる場合の措置(休業手当、特別休暇など)
- 労働時間(変形労働時間制、36協定の特別条項など)
- 安全衛生
- 労災補償
- その他
経済産業省からのお知らせの全文は、以下のとおりです。上記以外のリンクも含まれています。
経済産業省では、新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様にご活用いただける支援策をパンフレットにまとめ、HPにて公開中です。
パンフレットでは、信用保証制度や無利子・無担保融資などの融資制度による資金繰り支援や、サプライチェーンの毀損等に対応するための設備投資・販路開拓支援、全国1,050カ所に設置した経営相談窓口・海外進出企業向け相談窓口などの経済産業省の支援策に加え、雇用調整助成金や保護者の休暇取得支援、テレワーク導入支援、税の申告・納付など関係省庁の支援策も含め、様々な情報を掲載しております。
貴工業会におかれましては、団体に所属されている事業者の皆さまに本パンフレットを周知していただきますよう、お願いいたします。
<新型コロナウイルス感染症で影響を受ける皆様へ>
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
また、3月20日(金)の新型コロナウイルス対策本部(第21回)において、総理大臣から以下の発言を行っています。
「全国規模の大規模イベント等の開催については、中止、延期、規模縮小等の検討をお願いしてきたところですが、今回、専門家会議から大規模イベント等について、主催者がリスクを判断して慎重な対応が求められるとの見解が示されたことから、今後は、主催者がこれを踏まえた判断を行う場合には、感染対策のあり方の例も参考にしてください。引き続き、感染拡大の防止に十分留意してください。」
引き続き、以上を踏まえたご対応の程、よろしくお願いいたします。
<新型コロナウイルス感染症対策本部(第21回):首相官邸ホームページ>
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202003/20corona.html
<新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(3月19日)> 多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例(p.19)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000610566.pdf
(新型コロナウイルスについての相談・受診の目安)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596905.pdf
(新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf
(新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け))
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html
(新型コロナウイルス感染症について(厚労省HP))
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(感染症対策へのご協力をお願いします(チラシ))
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
<電話相談窓口について>
○厚生労働省の電話相談窓口について
今般の新型コロナウイルス感染症の発生について、厚生労働省の電話相談窓口を設置しております。
・厚生労働省の電話相談窓口 電話番号:0120-565653(フリーダイヤル)
・受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)
・聴覚に障害のある方をはじめ、電話での御相談が難しい方に向けて、FAX(03-3595-2756)でも受付を開始しましたのでお知らせ致します。
○都道府県・保健所等による電話相談窓口
各都道府県が公表している、新型コロナウイルスに関するお知らせや保健所等による電話相談窓口のページをまとめました。
リンク先にて、随時情報が更新されています。ぜひご確認ください。
https://www.kantei.go.jp/jp/pages/corona_news.html(首相官邸HP)
○帰国者・接触者相談窓口一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
以上