【会員限定】「AIが我々に迫る変革と計測データの利活用」に関する講演会開催のご案内

開催日:2024年6月4日

【会員限定】「AIが我々に迫る変革と計測データの利活用」のご案内

 講演1:「研究開発の進め方の変革:機械学習やロボット技術をいかに活用するか」

 講演2:「計測データとその利活用」

 パネルディスカッション:「計測データの利活用による社会変革と電気計測器産業の役割」

        主催:一般社団法人 日本電気計測器工業会 先端技術調査委員会

        同  企画運営会議 データ利活用タスクフォース

 先端技術調査委員会では2003年発足以来、会員各社の発展に寄与する最先端技術情報及び工業会に関連する最新情報の提供を通じた会員満足の実現及び先端技術紹介のチャンネル作りの調査・構築の実現を目指して活動を継続しております。

 データ利活用タスクフォースは2023年5月に発足しました。第4次産業革命、IoT、DX、これらの考え方の下、世の中ではデータを活用し、新たな価値を求める動きが活発になってきています。JEMIMAでもデータが生み出す価値に注目し、DX推進検討タスクフォースとして計測データの流通や品質を検討してきましたが、これを継承・発展するために活動しております。

 今回は、先端技術調査委員会とデータ利活用タスクフォースが合同して、会員各社の関心が高いAI・DX分野における先端情報のご提供として、「AIが我々に迫る変革と計測データの利活用拡大」を全体テーマとした技術講演会を以下の様に合同で開催いたします。

 AIの主要技術である機械学習にはデータが必要であり、AI活用を産業・社会で進めるにはリアル世界の計測データが鍵となります。本講演会ではまず、化学・材料研究の自律化で先端的な取り組みをされている東京大学 一杉 先生にご講演頂きます。計測データが機械学習、AIでフルに活用される将来を考えるヒントになるものと確信しております。この将来への流れは我々に変化を迫ると同時に、機会でもあります。そのことを議論するため、JEMIMA内でのデータ利活用への取り組みと課題を紹介すると共に、社会変革と電気計測器業界の役割をテーマとしたパネルディスカッションを行います。

 会員各社の技術開発部門のご担当は勿論のこと、経営層・企画・マーケティング等関連部門のメンバーを含め、広く自社の皆様にご参加を頂き、今後の事業活動の一助になれば誠に幸いでございます。奮ってご参加を宜しくお願いいたします。

日時

2024年6月4日(火)15:00~17:10(14:30 Webexミーティングルームオープン)

①15:00~15:10:開会挨拶・講師紹介等

②15:10~16:05:講演(1)東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻

             教授 一杉 太郎 様

③16:05~16:25:講演(2)JEMIMAデータ利活用タスクフォース

             主査 鈴木 丈樹 様

④16:25~16:35:休憩

⑤16:35~17:05 : パネルディスカッション

「計測データの利活用による社会変革と電気計測器産業の役割」

<パネリスト>

東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 教授 一杉 太郎 様

株式会社 堀場製作所 開発本部R&Dプランニングセンター

オープンイノベーション推進室 安藤 嘉健 様

JEMIMAデータ利活用タスクフォース 鈴木 丈樹 様

JEMIMAデータ利活用タスクフォース 丸橋 克則 様

<司会>

先端技術調査委員会 WG2リーダー 田原 鉄也 様

⑥17:05~17:10 : 閉会挨拶

開催形式 JEMIMA Webex TV会議形式
参加対象

JEMIMA会員限定

(会員各社の技術開発部門のご担当は勿論のこと、経営層・企画・マーケティング等関連部門のメンバー迄幅広く)

内容

講演(1)

①タイトル:「研究開発の進め方の変革:機械学習やロボット技術をいかに活用するか」

②講  師: 東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 教授 一杉 太郎 様

③概  要:研究開発の加速が急務である。そのために、機械学習とロボット技術を活用する必要がある。世界では、コンピュータが状況を判断し、次の実験を決定する『自律化』に注目が集まっている。本講演では、『自律化』と『データ』を活用した化学・材料研究のあり方を議論する。さらに、機器の標準化やサイバー(データサイエンス・計算シミュレーション)との融合について、世界の最先端の取り組みを紹介する。この大きな変革は、研究者の働き方や研究開発の進め方に大きな変化をもたらすのは確実である。その現状と将来展望、そして、人材育成について議論する。

講演(2)

①タイトル:「計測データとその利活用」

②講  師:JEMIMAデータ利活用タスクフォース  主査 鈴木 丈樹 様 

③概  要:様々なデータの利活用や共有が進む昨今、JEMIMA会員企業が提供する計測器やセンサーから生み出されるデータも例外ではないが、これらをビジネスに供する場合には計測データ特有の留意点がある。JEMIMA会員をはじめ、多くの方々がこれらを理解しデータを活かせることが我々の望むことであり、その為の取り組みと計画を紹介する。

パネルディスカッション

①タイトル:「計測データの利活用による社会変革と電気計測器産業の役割」

②登 壇 者 :<パネリスト>

東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 教授 一杉 太郎 様

株式会社 堀場製作所 開発本部R&Dプランニングセンター

オープンイノベーション推進室 安藤 嘉健 様

JEMIMAデータ利活用タスクフォース 鈴木 丈樹 様

JEMIMAデータ利活用タスクフォース 丸橋 克則 様

<司会>

先端技術調査委員会 WG2リーダー 田原 鉄也 様

③概  要:AIの進化にはデータが不可欠である。そして、研究開発だけでなく産業界の様々な分野でデータを活用した変革が期待されている。この流れはJEMIMAが関わる産業とも無縁ではなく、計測データをAI等で自律的に利用したいという要請が高まるものと考えられる。本ディスカッションでは計測データの利活用により起こるであろう社会変革を考えるとともに、そのような社会の実現のためにJEMIMAが貢献すべきことについて議論する。

参加費 無料
定員 150名 定員になり次第締め切らせていただきます。
申込

下部の「参加申込はこちら(会員のみ)」よりお申込みください。

締切 2024年5月28日(火)
問合せ

一般社団法人日本電気計測器工業会 事務局 辻宛
電話:03-3662-8185
E-mail: jemima-seminar-sscat@jemima.or.jp

その他

Webexミーティングリンク(招待状)は、申込締切り後に参加申込みをされた方へ
メールいたします。(送信元:jemima-seminar-sscat@jemima.or.jp

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