【一般申込】カテゴリ８＆９連絡会 環境セミナー 2020

開催日：2021年2月26日

医療・計測・分析・制御機器における環境関連法規制の最新動向

【一般申込】カテゴリ８＆９連絡会 環境セミナー 2020

主催：医療・計測・分析・制御機器関連工業会連絡会
開催事務局：JEMIMA 環境グリーン委員会

　医療・計測・分析・制御機器関連工業会連絡会（呼称：カテゴリ８＆９連絡会）は、2005年より欧州RoHS指令の医療・計測・分析・制御機器（カテゴリ８＆９）の取り扱いについて、共同して情報収集を行い、JBCE（在欧日系ビジネス協議会）などを通じて意見表明などの活動を行って参りました。現在は、調査対象を当連絡会に関連する化学物質規制全般に拡げ、グローバルな視点で活動を継続しております。

　欧州RoHS指令（DIRECTIVE 2011/65/EU）については、医療機器や監視・制御機器（カテゴリ８＆９）に対して、2021年7月22日以降に含有制限物質が追加（4つのフタル酸エステル）されます。また、適用除外用途の延長申請対応に加えて、追加制限物質の検討やRoHS指令の全体見直しなどの新たな動きもあり、引き続き適切な情報収集・対応が必要となっています。

　一方、欧州のRoHS指令やREACH規則に代表される含有化学物質規制は、中国や湾岸諸国にも影響を与え、今や世界中に拡がってきています。中国では、電器電子製品有害物質使用制限管理弁法（以下では中国RoHSとします）の合格評価制度が公示され、2019年11月1日から特定製品(12品目)の有害物質の規制が始まっています。また製品に含有されるVOCなどの有害物質の制限に関する国家強制標準が発行されました。国際社会では化学物質管理政策が戦略的にとられており、有害化学物質の廃絶に向けた法整備が、国際条約や協定に基づいて各国で進められています。2017年8月には「水銀に関する水俣条約」が発効となり、日本でも水銀汚染防止法が施行され、2020年12月31日には特定水銀使用製品第２陣（水銀スイッチ・水銀リレーほか）の製造・組込・輸出入が禁止されました。

　本セミナーでは、先ず始めに世界の環境規制と日本の対応について、経済産業省から解説して頂きます。次に中国の環境政策について、現地駐在より中国RoHSを中心にご講演頂きます。また動きが活発な欧州については、JBCE現地駐在としてもご活躍されている専門家に、RoHSやREACHなど製品環境規制の最新動向についてご講演頂きます。さらに化学物質規制のエキスパートを招き、RoHSやREACHの基礎及び化学物質規制のポイントについてご講演頂きます。最後に、本セミナーのQ&Aを踏まえた、実際に業務に携わっている主催団体関係者によるパネルディスカッションを行います。

　本セミナーは、今後の規制対策に大きな影響を与える各国の環境関連法規制の最新情報に接することができる数少ない機会です。是非とも多くの方々にご参加いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

― 記 ―

※セミナー申込は終了いたしました。

プログラム

※事情によりテーマ内容・時間・講師などに変更があることがあります。あらかじめご了承
　くださいますよう、お願い申し上げます。