「40歳代のキャリアデザイン研修」のご案内

開催日：2019年9月3日

主催：企画運営会議

　当工業会では、「会員満足に重きを置いた工業会活動」の一環として、JEMIMA会員企業の人材育成の一助となることを目的に、各種の教育研修プログラムを提供しております。 今回は、昨年より新たにラインアップした「40歳代のキャリアデザイン研修」を開催いたします。
　本研修は、各社の40歳代の方を対象として、課題の多い時期を前向きに受け止め、仕事を通じたキャリア形成をリデザインして変化の時代を乗り越えていくことに役立ちます。
　 また、今回は厚生労働省推奨の「セルフ･キャリアドック」導入の意義についての特別講演を盛り込み、時代的な背景やしくみなどもご紹介いたしますので、各社人事部門の方々にも参考になるプログラムです。 　　　
　貴社の人材開発に是非お役立ていただきたく、奮ってご参加くださるようお願いいたします。

また本研修は、幅広く当工業会の活動を知っていただくため、会員外一般企業の社員の方々のご参加も受け付けます。

※セルフ･キャリアドックとは･･･厚生労働省が人間ドックのキャリア版として導入を促進している新しい制度です。社員一人ひとりが主体的にキャリアを開発していくことを促し企業の生産性向上と個人のキャリア充実を両立していくことを目的としています。

「40歳代のキャリアデザイン研修」の概要

【研修の目的】

　会社の中核を担う40歳代の方に、広い視野から自分の役割を見直し、主体的に業務に取り組み、生産性向上に寄与していただくことを目的としています。
　キャリア理論では、40歳代は約8割の方が人生を点検する節目を迎えているといっています。節目では一度、立ち止まって自分自身と仕事を見つめ直し、新たな能力・可能性に向けて一歩前進していくことが大切と解説しています。
　本研修では、会社の成長と個人の成長をマッチしていくために、内省を促し、従来とは異なる視点から目標を設定していきます。そのため6つのワークを体験し、参加者と共有しながら思考を深めていくプログラムになっています。
　日本では一部の先進的な企業でしか行われていない、キャリアデザインの研修を約6時間にまとめて、解説と実習を行います。

【研修のゴール】

　キャリア理論を基礎に、①自分の強みに気づく、②役割・期待に気づく、③40歳代に必要な多様な視点に気づくことを通して参加者のこれからのキャリアデザインを再構成していきます。
　その結果、自身の価値観や強みを深く認識し、職場や家庭で主体的に行動でき、ワークエンゲイジメントを高めて生産性を向上していく意識の転換を目指します。
　さらに、現状の課題と向き合い、激変していく環境に対応できる能力ややる気を引き出していきます。

【受講対象者】

38歳～49歳頃までの方を対象として想定しています。
心理学を学んだ経験やキャリアコンサルタントなどの資格は一切いりません。
具体的には次のような方に向いています。
　・日々、時間に追われ、最近は自分自身のことについて考える余裕がないと思っている方
　・働き方改革や残業削減と言われ、仕事と生活の両立を気にされている方
　・人事や経営企画などの部署でキャリア開発に興味がある方

【40歳代のキャリアデザイン研修プログラム】

※時間配分及び研修項目は目安ですので、実際には変更になる場合があります。