5G通信技術の調査報告書を会員向けに公開しました。
JEMIMA 産業計測機器・システム委員会 工業用無線技術調査・研究WGは、５G通信技術の調査報告書「2020年度5G通信技術調査」を会員向けに公開しました。
国内では2020年3月に第5世代移動通信システム（以降、5Gと呼ぶ）商用サービスが開始され、5Gの産業用途への活用に大きな注目が集まっています。5Gの特徴は、高速・大容量に加えて多接続・低遅延（リアルタイム）が挙げられます。また、通信速度が最大20Gbpsと4Gの20倍の速度を持っていることです。
これらの強みは、今後の製造現場の設備・機器、計測制御システムを含めた、モノづくりの仕組みを大きく変革させる技術として注目されています。そこで、当WGでは、5Gの特徴や標準化の動向、製造業でのユースケース、国内での展開状況などを調査し、国内製造業へのインパクトや課題抽出などの調査・研究活動を2020年度に開始しました。
産業用IoTを支える基盤技術として工場における無線ネットワークの利活用が拡大する中で、5Gの基本的な知識を獲得しておくことは、計測制御ビジネスに関わるメーカーにとっても有益です。こうした背景から本書は、5Gの調査結果を簡易にまとめ、JEMIMA会員企業に情報展開し、情報共有することを目的としております。
本報告書を通して、今後の更なる調査・研究活動への参加にご興味のある方は、JEMIMA事務局にお問合せいただければ幸いです。
会員向け報告書 ： JEM_IM21P01_調査報告書「2020年度5G通信技術調査」
一般公開用サンプル： JEM_IM21S01_調査報告書内容紹介版「2020年度5G通信技術調査」.pdf
